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ALL FET プリメインアンプ

昨日届いた「EXICON 10N20」を使ってFET_Tr出力プリメインアンプの改修を実施しました。

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まずはNo130の記事のVgsの測定を参考に測定を開始して運の良い事に10個購入したうち同じ測定値の物が4個、それより低い値の物が1ペア、高い物が1ペア、ペア取りできない物が2個となりました。

10個のうち4ペア取れるのは嬉しい誤算でした。

同一ロットで有れば特性が結構揃っているのかも知れませんね。

FET_Tr出力プリメインを解体して、このmosFETを取り付けて基板単体調整に入りました。

自分のつまらないミスも有り調整に手間取り数時間掛かってしまいました。

まずはアイドリング電流は調整できたのですがオフセットが5Vでてこれが中々うまく調整出来ませんでした。

半固定を50Ω→200Ω→2KΩと替えてようやく調整できた物の2KΩはいくらなんでもおかしいのではと初段の定電流を測定すると1mAしか流れていません。

「え??」前に4mAに調整して有りましたので、ここから思考能力が0になり定電流の抵抗を半固定にして調整してみると何Ωにしようが1mAにしかなりません・・・

出力Trの配線を見直したり半田ブリッジが無いか確認したりしましたが訳が判りません。

四の五のしてからようやく原因に突き当たりました。

このプリメインアンプにはパワーアンプをOFFする為に定電流の所にスイッチを設けて有ります。

それで今回の調整でスイッチ部分を仮配線したのですが落とす所を-電源でなくNFB配線の所に落としていました。

そのせいで定電流回路が働かなかった様です。

こんな初歩的なミスに気付かず数時間を過ごす羽目になりました。(^_^;)

正しい配線にして、ようやく基板単体調整が終わり(初段定電流4mA、アイドリング電流150mA)ケースに組み込んで最終チェックに入りましたが、ここで又も8Ωのダミーを接続せず調整するというミスを犯してしまい発振を気付かず少々ドリフトが多いけど試してみるかと音だしに突入しました。

ところが挙動不振(電源ON直後ノイズ、左チャンネル音割れ、数分で音が良くなり音量が急に上がる等)で音も歪んでおりものの数分で出力段のmosFETが熱くなっていました。

ここでようやく「あ!発振だ」と気が付くお粗末さです。

改めて出力段mosFETにゲート抵抗(110Ω)を取り付けてようやく正常動作となりました。

2SK134パワーアンプにはゲート抵抗を取り付けていませんが安定動作していますので何も考えず今回もゲート抵抗を付けずに回路を組み込みましたが「EXICON 10N20」には取り付けないといけない様です。

肝心のALLFETパワーアンプ(2SK134)との音の比較です。

低域の量感 2SK134>10N20

「春の祭典」「カーペンターズ」を聴くと2SK134の方が少々ズシンと響きます。

高域     2SK134<10N20

比較すると2SK134の音に少々篭りを感じます。

ボーカル  2SK134<10N20

10N20の方が前に出てくる感じです。

「カーペンターズ」のカレンの声でそう感じました。

エネルギー感 2SK134<10N20

これは2SK134より少々高域よりの音の為に躍動感、エネルギー感が有るように感じるのかも知れません。

逆に表現すると2SK134の音がおとなしい音の感じに聴こえます。

バイオリンの音の艶 2SK134>10N20

10N20が高域よりに感じるのでその分艶っぽさが少なく感じるのかも知れません。

音色が同じ様で無理に比較すると上記の様に感じました。

余り差は無い様に感じます。

ゲート抵抗の有り無しの差が高域と低域の音の差に感じるのかも知れません。

プリとパワーが別々だとバッテリーを8個使いますがプリメインなら4個で済みますので音にそれ程差が無いと感じる現状ではプリメインアンプの方が常用になりそうです。・・・ 

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